ヤバすぎる漫画家・伊藤潤二の作品を読まぬべき5つの理由



こんにちは。ソノラマ+(そのらまぷらす)編集部です。



突然ですが、みなさんは伊藤潤二という漫画家をご存知でしょうか。

ホラー漫画を中心に執筆し、なんでも最近では画業30周年を突破したそうです。


怖いものばかりを描き続けて30年だなんて、どうかしているとしか思えません。




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著者自画像。陰気な自画像です。




現在放送中のアニメ「伊藤潤二『コレクション』」でその名前を知った方もいるかもしれませんね。



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© 伊藤潤二/朝日新聞出版・伊藤潤二『コレクション』製作委員会


毎週毎週、まるでいやがらせのように、恐ろしく奇怪な世界に視聴者を引きずりこんできた本作。


ちまたでは伊藤潤二ワールドの被害者が続出しているそうなので、


今回はそんな伊藤潤二作品を読まぬべき理由を、既視感満載のフォーマットでお届けします。


これ以上伊藤潤二の被害者を増やさないためにも、まだ伊藤潤二作品に触れたことのない人こそ、是非お読みください。



1:美少女が"美少女すぎる"


伊藤潤二の描くキャラの最大の特徴のひとつがその端正な美しさにあると言われています。



まあけれども、そんなこと言ったって

「実際どんなもんやねん」

というお気持ち、よくわかります。



「今度の飲み会に美人来るよ!」

なんて言われてノコノコ出向いて、

ホントに美人がいたことなんてほとんどないですしね。

どうせ伊藤潤二自ら吹聴しているだけで、たいしたことないに決まってます。



これはもう見たほうが早いでしょう。













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めっっっちゃかわいい~~~~



画力よ。



なかでも代表作のひとつ、「富江」シリーズに登場するその名も富江は、

"見る者すべてを惑わす絶世の美女"というキャラクターなんですが、説得力がありすぎる。

めちゃめちゃスッと入ってくるわ、その設定。


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ちなみに性格は悪い。あと死んだら増殖する。





「美人、いいじゃん」

そう思われたかもしれません。

ですがこの美少女達、大体ひどい目にあいます。


これについて伊藤潤二いわく、

「美とグロテスクの両極端を描くのが楽しい」


とのこと。

聞きましたか。この趣味の悪さ。





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この子が...










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こう。



あえてやってるってんだからタチが悪い。



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