ヤバすぎる漫画家・伊藤潤二の作品を読まぬべき5つの理由
2:描きこみ量がスゴすぎて、迫力に圧倒されすぎる
伊藤潤二の描く画の特徴は、人物だけではありません。
これについても、見たほうが早いですね。
伊藤潤二が描く
『壁にビターン!!! となっている画』
をご覧ください―――。
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!?
いやいや......なにもそこまで......。
こんなもん怖いに決まってる。読者を泣かせにかかってるとしか思えません。
漫画家の製作現場に迫ったテレビ番組『浦沢直樹の漫勉』(NHK)で
「異様にペンが遅い。そのじわじわが恐怖を演出している」
と評されたその筆。
時代が時代なら、怖すぎて国家レベルで発禁になることうけあいです。
おっかねえ~。
3:キテレツすぎる世界観
伊藤潤二の作品はどれも、
「なんでそんなこと思いつくんだよ...」
と思わずにはいられないアイデアに満ちています。
「ねむい」「おなかすいた」「かえりたい」くらいしか考えられない筆者の脳みそでは、100回生まれ変わっても思いつかないであろうその発想。
もう驚きを通り越してドン引きです。
ほんの一例ですが、こちらをご覧ください。
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「主役を食う」という慣用句。
脇役の演技・存在感が主役のそれを上回る様子を表した言葉ですが...
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伊藤潤二の手にかかればこうなります。
見るからにヤバい女、木の向こう側で主役(美女)を食ってます。
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また、ある日の伊藤潤二。
鏡の前で自分の舌をながめていたときにふと思ったのが、
「さながらなめくじのようであった。」